专利摘要:
物品把持装置(1)の、各々が開口部(11)を備えている2つの隣接するブロック(2、3)を連結するための連結装置(14)であって、該連結装置(14)は、2つの側方縁部(16)を含む金属接合具(15)を備え、それにより各開口部(11)の少なくとも一部に沿ってブロック(2、3)に固定され、該接合具(15)は、ブロック(2、3)の間に設けられた間隙(13)の上でブロック(2、3)を架橋する中央アーチ形部分(17)を更に備えることを特徴とする。
公开号:JP2011515283A
申请号:JP2011500300
申请日:2008-03-20
公开日:2011-05-19
发明作者:カルゾラリ,ミシェレ
申请人:シデル パーティシペイションズ;
IPC主号:B67C7-00
专利说明:

[0001] 本発明は、物品把持装置の2つの隣接するブロックを連結するための連結装置に関する。]
背景技術

[0002] 物品把持装置は、一貫製造ラインを構成するために組立てられる幾つかの部品(ブロックと称する)で製造されることが多い。]
[0003] 装置が組立てられる最終目的地への(様々な製造場所から来る)様々なブロックの移動送を促進するので、モジュール設計と呼ばれるそのような設計は満足のいくものである。]
[0004] 通常、物品が一つのブロックから隣接するブロックに移送される開口が整列された後、装置は異なるブロックを互いに溶接して組立てられる。]
[0005] ブロックは、溶接工程によって生じる熱の下で残留応力により、境界面に回復できない歪みが生じるので、溶接は不都合である。このような歪みによりブロックに取り付けられた物品移動装置がずれる可能性があり、装置の不調を招く。]
[0006] 更に、容器産業における無菌充填等の用途では、容器をバクテリアから保護するために、把持装置の内部体積は外部環境から隔離される必要がある。]
[0007] このような場合、2つの隣接するブロック間の境界面は、装置の内部に空気が漏出することを防ぐために、緊密性を付与しなければならない。ブロックは溶接の間又は装置の操作の間さえも(例えば、振動により)歪むので、緊密性が損なわれ得る。]
[0008] したがって、物品把持装置の隣接するブロック間の境界面に設けられた連結装置の改善が求められる。]
課題を解決するための手段

[0009] 本発明の目的は、信頼性の高い連結装置を設けることである。]
[0010] したがって、物品把持装置の、各々が開口部を備えている2つの隣接するブロックを連結するための連結装置であって、該連結装置は、2つの側方縁部を含む金属接合具を備え、それにより各前記開口部の少なくとも一部に沿ってブロックに固定され、該接合具はブロックの間に設けられた間隙の上で前記ブロックを架橋する中央アーチ形部分を更に備えることを特徴とする連結装置が提案される。]
[0011] 好適な実施形態では、接合具の縁部はブロックに溶接される。より正確には、各ブロックは、内縁部が開口部の少なくとも一部を画定するフレームプレートを備え、接合具の各縁部は、フレームプレートの縁部に溶接され得る。]
[0012] 前記接合具のアーチ形部分が例えばV字状であり、45°〜120°の開口角を有し、好適には、ブロック間の間隙に面した凹部を有する。]
[0013] 好適な実施形態では、接合具は、開口部全体に沿ってブロックに固定される。]
[0014] 更に、接合具は好適にはブロックに対して隅肉溶接される。]
[0015] 前述したように、少なくとも2つの隣接するブロックと、ブロック間に取り付けられた連結装置とを備えた物品把持装置も提供される。]
[0016] 添付図面を参照して好適な実施形態の詳細な説明から、本発明の上記及び他の目的及び利点が明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0017] 本発明に係る連結装置を備えた物品把持装置の2つの隣接するブロックを示す部分斜視図である。
図1の物品把持装置を示す拡大断面図である。
図2のIII−III線に沿った物品把持装置の断面図である。
図3の詳細を示す拡大断面図である。] 図1 図2 図3
実施例

[0018] 図面を参照すると、物品把持装置1、例えば容器把持装置が部分的に示される。この装置はモジュール式であり、したがって、並置され、ボルト等の取り外し自在な固着手段により連結される(例えば容器給送ユニット、容器洗浄ユニット、容器充填ユニット及び容器ふた付けユニットを支持するための)複数の機能ブロック2,3の組み立てにより構築される。]
[0019] 上記実施例では、ブロック2,3は類似した設計であり、両ブロックは、円筒状胴部6を備えた台5を含むフレーム4を備え、該円筒状胴部6に枢動可能に取り付けられたスター・ホイール等の回転式物品把持要素を受容する。]
[0020] 各ブロック2、3は、対向外側部7上にフレーム4の外側柱9に枢動可能に(又は摺動可能に)設けられ、オペレータが設置または保守の間に装置1内部で物品把持要素に接近するよう手動で開けることができる窓8を含む。]
[0021] 各ブロック2、3は外側柱9に取り付けられるルーフ10を更に備え、それにより、台5,外側部7及びルーフ10は物品把持要素が受容される内部空間を共に画定する。]
[0022] 各モジュール2,3は矩形の横開口部11の一端部に存在する。一旦ブロック2、3が組立てられると、両方の開口部11は図1に示すように一致し、一方のブロック2から他方のブロック3への物品用の共通通路を共に画定する。ブロック2,3は、モジュール2、3が組立てられる際に隣接する各連結板12に設けられる孔に挿入される固着ボルトにより互いに固定される。図3に示すように、連結板12は、各ブロック2、3の端部から長手方向に突出し、それにより、組み立ての際に、間隙13はブロック2、3の対向する端部間に設けられる。] 図1 図3
[0023] 図3及び図4に示すように、装置1は、隣接するブロック2、3の境界面に取り付けられた金属接合具15を備えるブロック2、3を密封して連結するための装置14を更に備える。より正確には、接合具15は、2つの側方縁部16を含み、それにより、各開口部11の少なくとも一部及び間隙13上にブロック2、3を架橋する中央アーチ形部分17に沿ってブロック2、3に固定される。] 図3 図4
[0024] 1つの好適な実施形態では、図4に示すように、接合具15の固定は、ブロック2、3の端部に設けられた平面の表面に接合具15の縁部16の溶接18(例えば隅肉溶接)により達成される。より正確には、図3及び図4に示すように、各ブロック2、3は、開口部11の少なくとも一部を画定する内縁部20を有するフレームプレート19を備え、接合具15が縁部16に沿って溶接される。] 図3 図4
[0025] 接合具15は開口部11の一部に沿って延び得るが、好適には開口部11全体に沿って延び、溶接18もまたそうする。]
[0026] 接合具15は、所定の角度で湾曲する薄い金属の外形で形成され、間隙13に面するよう外側に向いた凹部を有する。接合具15は好適にはV字状であり、45°〜120°の開口角を有する。上記実施例では、接合具15の開口角は約90°である。湿気があり酸性の操作状態の下での腐食を防ぐために、接合具は好適にはステンレス鋼製である。]
[0027] したがって、液体が境界面の間で漏出するのを防ぐために、接合具15はブロック2、3を密封して連結する。接合具15が金属なので、連結はやや剛性であるが、装置1の取付け、変位、設定および/または保守の間、境界面で発揮される力に応じて、接合具15は、一定量の歪曲を吸収することができる弾性のある連結具として機能する、または、少なくとも一部が壊れ得る脆弱な連結具としても機能し、所定のしきい値を超えて歪む。]
[0028] ブロック2、3は下記のように密封して組立てられた。]
[0029] 最初に、ブロック2、3は開口部11が一致するよう互いに隣接して配置される。その後、ブロック2、3は連結板12に挿入される固着ボルトにより互いに固定される。二番目に、接合具15が境界面に載置されて、ブロック2、3が間隙13の上を架橋するよう配置される。三番目に、接合具15はその縁部16に沿ってフレームプレート19の内縁部20に隅肉溶接される。]
[0030] したがって、物品把持装置において2つのブロックを密封して接合するための、良好で信頼性が高い性能を可能にする連結装置を設ける。]
[0031] 勿論、本発明は開示された実施形態に限定されない。特に当業者は接合具15の寸法及び形状を調整できる。]
[0032] 1.物品把持装置
2、3.ブロック
4.フレーム
5.台
6.円筒状胴部
7.対向外側部
8.窓
9.外側柱
10.ルーフ
11.開口部e
12.連結板
13.間隙
14.連結装置
15.金属接合具
16.側方縁部
17.中央アーチ形部分
18.溶接
19.フレームプレート
20.内縁部]
权利要求:

請求項1
物品把持装置(1)の、各々が開口部(11)を備えている2つの隣接するブロック(2、3)を連結するための連結装置(14)であって、前記連結装置(14)は、2つの側方縁部(16)を含む金属接合具(15)を備え、それにより各前記開口部(11)の少なくとも一部に沿って前記ブロック(2、3)に固定され、前記接合具(15)は、前記ブロック(2、3)の間に設けられた間隙(13)の上で前記ブロック(2、3)を架橋する中央アーチ形部分(17)を更に備えることを特徴とする連結装置(14)。
請求項2
前記接合具(15)の前記縁部(16)は、前記ブロック(2、3)に溶接される請求項1記載の連結装置(14)。
請求項3
各前記ブロック(2、3)は、内縁部(20)が前記開口部(11)の少なくとも一部を画定するフレームプレート(19)を備え、前記接合具(15)の各前記縁部(16)は、前記フレームプレート(19)の前記縁部(20)に溶接される請求項2記載の連結装置(14)。
請求項4
前記接合具(15)の前記アーチ形部分(17)が前記ブロック(2、3)間の前記間隙(13)に面した凹部を有する請求項1〜3いずれか1項記載の連結装置(14)。
請求項5
前記アーチ形部分(17)はV字状である請求項1〜4いずれか1項記載の連結装置(14)。
請求項6
前記アーチ形部分(17)は、45°〜120°の開口角を有する請求項5記載の連結装置(14)。
請求項7
前記接合具(15)は、前記開口部(11)全体に沿って前記ブロック(2、3)に固定される請求項1〜5いずれか1項記載の連結装置(14)。
請求項8
前記接合具(15)は前記ブロック(2、3)に対して隅肉溶接される請求項1〜7いずれか1項記載の連結装置(14)。
請求項9
少なくとも2つの隣接するブロック(2,3)と、前記ブロック(2,3)間に取り付けられた請求項1〜8いずれか1項記載の連結装置(14)とを備えた物品把持装置(1)。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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